ふでむら薫里 オーダー書道アート
プロの書道家に注文できる触って楽しむ立体の「書」
壁などに飾って鑑賞するだけでなく、文字に触れて楽しめる立体的な「書」を手がける書家がいる。デザイン書道家のふでむら薫里さんだ。デザイン書道とは、日本の伝統的な書にデザイン要素を加えたもの。広告やロゴなど商業的に使われることが多い。
書の楽しみ方は、筆跡や書かれた言葉などを「目で見て鑑賞する」のが一般的。しかし、ふでむらさんはデザイン書道を続ける中で、書の新たな魅力を模索。「触って愛でられる」斬新な作品の制作にも取り組んでいる。ふでむらさんは自身の創作活動をこう語る。
「書道に初めて触れたのは6歳のとき。両親のすすめで書道教室に通い始め、18歳までの12年間で書道の基本をマスターしました。じつは、その後の10年間は絵画教室で油絵を学びましてね。モノクロな墨の世界に身を置いているうちに、多彩な色で表現する油絵に魅力を感じるようになったんです。
ところが、年月を重ねるうちに、墨の濃淡や発色、色彩、筆の穂全体で書く心地よさをもう一度味わいたい、という思いが強くなりまして……。再び書と向き合うことにしました」
書の奥深さと可能性を再認識したふでむらさんは、インテリアとして身近に楽しめるよう筆跡を立体化した書の創作を始めたという。
15字以内で注文できる唯一無二の書道アート
今回ご案内するのは、15文字までの好きな言葉をふでむらさんに書いてもらえる『オーダー書道アート』である。心に残る言葉や座右の銘などをアートとして楽しむことができる、絶好の機会だ。
文字は半切サイズの紙に軸直径約15mmの大筆で書き、さらにふでむらさんの代表作「円相アート」を書き入れてデジタル化。それを特殊技術を用いて印刷し、エンボス加工を施して、指で触って楽しめる立体作品に仕上げる。文字の大きさやバランスなどは、依頼された言葉から受けるインスピレーションによって表現制作。完成した作品は特製化粧箱に入れてお届けする。書が放つ言霊を、視覚と触覚で堪能できる唯一無二の書道アートである。
写真=軸装 掛軸職人の高い技術が生み出したオリジナルデザインはモダンな印象で、洋室にも合う。作品の上下に付くカラーライン(作家おまかせ)は、掛軸ならでは。
写真=額装(縦書き) 木製フレームは上品なシャンパンカラーのヘアライン仕上げ。額の前面にはアクリル板、裏に吊り下げ用の紐が付く。
筆で書いた文字をデータ化し、特許技術のエンボス加工を施すことで触れて楽しめる。額装はアクリル板を外せば触れることができる。※エンボスの加減は文字や制作過程などにより多少違いがあります。
神奈川県横浜市の工房にて。特大筆を使って作品を制作することも多いという。
デザイン書道家 ふでむら薫里さん 東京生まれ。6歳から18歳まで書道教室で伝統書道を習得。その後約10年間油絵を学んだ後、再び書の道へ。商品・企業・店舗ロゴや舞台の題字などを制作。近年は独自技法による立体的な書の創作にも注力する。
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