衣2023.12.05
Zanterダウンパーカー
南極観測隊も着用した伝説のダウンパーカーの後継モデル
1953年から始まった日本マナスル登山隊や、1956年の第一次南極観測隊。彼らを極限の寒さから守ったのは、日本のダウンウェアだった。1951年に誕生した「ザンター」は、「山を登る人」をイメージして名付けられたブランド。そして今回紹介するのは、南極観測隊に納品したダウンウェアの後継モデルだ。
封入されるダウンの単位であるフィルパワーは、ハイレベルの800。驚くほど柔らかく、軽くて暖かいという、冬の防寒着としては申し分ない機能を備える。
シェル素材は3階層の透湿防水機能を誇る「Breathatec®」を採用し、雨風を防ぎながら内部の汗を発散するので、不快な蒸れを軽減してくれる。裏地には消臭抗菌効果を備えるメッシュ「MOFF®」を使用し、嫌なにおいを抑えて、快適な着心地だ。
風や雨、雪の浸入を防ぐために、ファスナーと比翼のダブルフロント仕立てを採用する。
フロント下部のポケットは、手が入るハンドウォーマー付き。
マナスル・エベレスト登山隊や当時の防衛庁への納入実績が認められ、国家プロジェクトでもあった1956年の第一次南極観測隊の越冬用羽毛服(※初期モデル)を製作した。
羽毛寝具を製造する「東洋羽毛工業」が1951年に立ち上げたウェア部門のブランドが「ザンター」。日本製にこだわる。
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