2023.11.28

古今東西の芸術・文化を称えるメモリアルコレクション

日本が世界に誇るコミック作家の記念品から、歴史的価値のある硬貨や紙幣、日本全国を網羅した切手シート、世界的名画の高精彩な複製品まで ファンならずとも絶対に手に入れたい、珠玉のコレクションがここに集結!

愛らしい妖怪たちの生みの親、水木しげる生誕100 周年を記念した純金製のカラーコイン

 日本のみならず、今や世界中で親しまれている妖怪のスタンダードといえば、日本を代表する漫画家、水木しげる氏が描いたキャラクターたち。妖怪研究家としても名を馳せる水木しげる氏の生誕100周年を記念して発行された、公式カラー金貨だ。
 妖怪漫画の金字塔『ゲゲゲの鬼太郎』と、同じく水木氏の代表作である『悪魔くん』、『河童の三平』の愛らしいキャラクターたち。その輪に加わる水木氏本人のイラストを、高度な技術を駆使した鮮やかな発色と美しいレリーフで表現。
原画そのままに、唐草風の紋様や燃える鬼火があしらわれ、まさに美術品のごとき精緻なディテールは、眺めるたびに見入ってしまう美しさである。
 クック諸島にて発行された、純然たる公式法定貨幣であり、最高品位の純金で鋳造していることにも注目だ。そのカラー金貨を、鬼太郎のちゃんちゃんこをモチーフとする会津塗金彩蒔絵で仕上げた特製展示屏風に収め、コインの発行証明書を添えてお届けする。水木しげる氏の生誕100周年を記念した、100枚の限定発行という希少性もまた、その価値を高めている。

水木しげる氏の代表的な3作品から、おなじみの人気キャラクターが勢ぞろい。鮮やかなカラー技術を駆使し、妖怪達が和気藹々と集うシーンを表現。

©水木プロ

表面にはエリザベス2世の肖像と、発行年の「2022」が刻まれる。

この特別な金貨のために製作された展示屏風。鬼太郎のちゃんちゃんこをイメージして、黒と黄色のラインをデザインした会津塗金彩蒔絵によるもの。

激動の幕末に流通した愛好家垂涎の希少貨幣

 大塩平八郎の乱や天保の大飢饉が起きた江戸時代後期の天保年間(1830~1841)。まさに動乱と改革の幕末は、「天保の改革」の機運を高めていく。本品は、そんな天保期に人々の暮らしの中で実際に流通していた、金貨や銀貨、小判などの貨幣である。
 それまでの手作りから機械での延金へと切り替わり、平面性や均質性が格段に向上した「天保小判金」や、銀の含有量が高く、古銭愛好家の間で高値で取引されている「天保一分銀」。さらには「天保二朱判金」や「天保通宝」などは、博物館以外では滅多にお目にかかれない貴重な品だ。
 幕末は貨幣の鍛造量が減少し、また海外への流出も多いことから貨幣史的にも貴重な、幻の逸品を4点セットでお届けする。

徳川将軍家のシンボル純金製「葵の御紋」小判

 徳川家の家紋「葵の御紋」は、フタバアオイという植物の葉を象かたどったもの。京都の上賀茂神社と下鴨神社の神紋が由来とされ、当時は徳川家以外の者が使用すると厳しく罰せられたという。本品は絶大な権威の象徴である葵の御紋を刻んだ、純金製の小判である。
 製作したのは、数々のコンクールで最高賞を受賞してきた金属工芸の職人が集う「光則工房」。使用する純金の品位を証明する造幣局検定マーク入りで、家運隆盛を願って子々孫々受け継ぐ家宝にしてはいかがだろう。

価値がさらに高まること確実な日本最後の百円札を官封束で入荷!

 昭和28年に発行された、板垣退助が描かれた百円札。その4年後には初めての百円硬貨が発行され、日本最後の百円札となったのはつとに知られた話だ。その紙幣官封束を手に入れるチャンスが到来!本品は日本最後、かつ未使用となる百円札の100枚官封と1000枚官封である。
 最後の百円札となっただけに流通量は極めて少なく、未使用連番紙幣となればその希少価値の高さもご理解いただけるだろう。今後は価格高騰が見込まれるので、ぜひこの機会にお求めいただきたい。

各地の自然・文化・名所が描かれた美しい切手シート47枚のセット

 日本郵便株式会社が2008年から発行を開始したふるさと切手「地方自治法施行60周年記念シリーズ」。たとえば高知県の切手シートは、坂本龍馬や高知市のはりまや橋と路面電車、風光明媚な足摺岬など。静岡県と山梨県は世界文化遺産の富士山というように、各都道府県の歴史や文化・自然などを題材にデザインされた80円・82円切手が1シートに5枚連なる。
 このふるさと切手は、2016年に発行された「東京都」をもって完結。デザインの美しさや地元愛などで人気を集め、熱心な切手愛好家でも入手が難しかった本シリーズの切手シート47枚すべてを、2冊の切手フォルダに収めたセットだ。フォルダを開けば、日本各地を旅している気分も味わえる切手コレクションである。

最先端の印刷技術と職人の“神業”が結実。

展示額まで再現した驚異の複製絵画

 美術印刷で定評のあるサンエムカラー(京都市)が、「カサネグラフィカ」という独自の高精細印刷技術を使って製作した、ゴッホの名作『ファン・ゴッホの椅子』の原寸大複製絵画である。
 作品の画像データから絵の具の盛り上がりや筆致を推測し、三次元情報を作成。その情報からインクを積層し、絵の具の盛り上がりや、原画の持つ質感まで再現した。
 また今回の複製絵画では、この道50年の額縁職人、藤ノ井邦光さんに製作を依頼し、名作との見事な合体を実現している。
 最高の複製技術と経験豊かな額縁職人の合作は、我が家を美術館の一室に変えてしまう。職人技術の粋を集めた珠玉の作品を、ご自宅に迎えていただきたい。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE