2023.12.12

快適な冬支度

心も体も温める高機能アイテムによる真冬の寒さ対策

明るい炎が虹色に輝く根強い人気の暖房器具

 石油燃焼機器の市場において日本が世界に誇るメーカー「トヨトミ」が、日本人のための暖房器具として生み出したのが本品だ。アウトドア派なら笑みが浮かぶランタン形のフォルムとダークグリーンのボディカラー。虹色に輝く特殊なコーティングが施されたガラスの円筒から広がる光は、40W電球並みの明るさだ。
 暖房といえばエアコンが主流だが、さまざまな災害を経験したわれわれは、非常時に電気に頼らず体を温め、光を灯す石油ストーブのありがたみを再確認した。レトロなデザインと頼れる機能性は、家族の一員のような存在となる。

持ち手を備えるため持ち運びしやすい。

ワイドな天板は安定感があり、ケトルや鍋なども安心して置ける。

点火・消火は中央のダイヤルを回すだけと操作は簡単。石油タンクは2重タンク構造で、転倒しても灯油がこぼれにくい。

特殊なガラスコーティングで炎の輪が虹色に輝く。停電時には緊急用の照明にもなり、家族で囲んで使用できる。

「暖」の質にこだわった“底冷え”に強いパネルヒーター

 火を使わず、赤外線を発する特殊パネルを使うことで、空気を汚さないクリーンな暖房を可能にした商品がこちら。パネル上部からの熱対流とパネル前面からの輻射熱のダブル効果で暖気を循環。また、遠赤外線が肌内部の分子運動を活発化させ、低い室温でも体を芯から温める。
 暖気循環に電動ファンを用いず、温度差による対流を促す仕組みを採用したことで、本体の厚さもわずか7cmに収まった。スリムなので設置場所も自在。朝の洗面所やキッチンの足元を温めてくれるのはありがたい。

「暖」の質にこだわった“底冷え”に強いパネルヒーター

 寝具は暖かさはもちろんだが、肌触りも重視して選びたい。本品は上質な羊毛「メリノウール」を使用した、とても柔らかな毛布だ。
 メリノウールとはオーストラリアなどで飼育されるメリノ種の羊からとれる羊毛で、繊維がとても細く毛羽立ちが少ない。よってウールにありがちなチクチク感がなく、なめらかで柔らかな肌触りがするりと駆け抜けていく。
 また、通常の毛布は毛足が3~5mm程度と短いものが多いが、本品は約2cmと長く、毛量も多い。そのため、たっぷりと空気を含み、保温力や通気性も極めて高い。
 同じくメリノウールを使用した敷き毛布も併用すれば、上質なメリノウールに包まれながら、極上の寝心地を堪能できる。

羽毛よりも暖かく、寝袋としても使えるマルチな掛け布団

 寝具は暖かさはもちろんだが、肌触りも重視して選びたい。本品は上質な羊毛「メリノウール」を使用した、とても柔らかな毛布だ。
 メリノウールとはオーストラリアなどで飼育されるメリノ種の羊からとれる羊毛で、繊維がとても細く毛羽立ちが少ない。よってウールにありがちなチクチク感がなく、なめらかで柔らかな肌触りがするりと駆け抜けていく。
 また、通常の毛布は毛足が3~5mm程度と短いものが多いが、本品は約2cmと長く、毛量も多い。そのため、たっぷりと空気を含み、保温力や通気性も極めて高い。
 同じくメリノウールを使用した敷き毛布も併用すれば、上質なメリノウールに包まれながら、極上の寝心地を堪能できる。

ふっくらなめらかなガウンに包まれて冬をエコで暖める

 世界情勢の不安定さから、ジワジワと高騰し続ける光熱費。エアコンなどの暖房器具になるべく頼らず、エコであったかな冬を過ごすひとつの提案がこのガウンだ。
 本品はまるで毛布のようなマイクロフリースを贅沢に使い、柔らかい起毛仕上げでボリュームたっぷりなロング丈ガウン。うっとりしてしまうマシュマロのような着心地で、抜群の暖かさと軽さだ。
 着用すれば部屋の暖房温度を低めに抑えることができ、朝の凍てつく寒さの中でも暖かい。風呂上がりの湯冷め防止にもおすすめだ。 

寝返りを打てるおやすみベストで寝相が悪くても肩まであったか

 寒い夜の就寝中、首元や肩口から冷たい空気を感じて起きてしまうことはないだろうか。特に寝相がよくない方は、寝返りを繰り返して掛け布団がはだけ、体が冷えてしまうことがある。本品は着用するだけで首や肩、背中を温めてくれる「おやすみベスト」だ。
 中わたを挟んだマイクロフリースにキルティング加工を施した本品は保温性に優れ、袖がないので腕周りを締め付けることがなく、寝返りも楽に打てる。
 肩甲骨には太い血管が走っており、ここを温めることで上半身の血行がよくなり、冷え対策として効果が期待できる。

熱伝導のよさと抗菌性を備え、やわらかなぬくもりが持続する

 金属加工が盛んな新潟県燕市の銅製品総合メーカー「新光金属」の湯たんぽである。
 銅はアルミの約2倍、鉄の約5倍ともいわれるほど熱伝導率が高い。そのため、付属の専用袋に入れて使えば、約93℃のお湯(本体温度88℃)で10時間経過しても本体温度を約45℃に保つことが可能。口金は温度変化による内部の気圧差を解消できる「減圧弁」付きなので、蓋の開閉が簡単にできる。また、銅は抗菌作用にも優れているためいつも清潔、さらに丈夫なので長く愛用できる。
 タイプは2種類。昔ながらの大きな小判形は、就寝時や読書タイムにおすすめ。持ち運びしやすい小振りの丸形は、キャンプなどアウトドアでも活躍する。

一日中歩いた足をふっくら包み込む極楽ルームシューズ

 革靴の中に押し込んでいた足は、家に帰ったら解放してあげたい。本品は軽量で保温性が高い、冬にぴったりの暖かいルームシューズ。
 床から上がってくる冷え対策に、暖房を使わないエコな提案。このルームシューズは生活防水性をもつポリウレタン生地の裏にボア生地を配し、ふっくら暖かく足を包み込んでくれる。
 さらに踵部分は伸縮性のある厚手のウール素材なので、踵を踏んでスリッパのようにも履ける。

くつろぎながら体を温めマッサージしてくれる座椅子

 寒い季節は筋肉が硬くなり、血行が悪くなって体の不調を引き起こすことが多い。専門家に委ねて筋肉をほぐし、温めることで防ぐことができるが、現実には頻繁にマッサージを受けることは難しい。
 日本の家電ブランド「エイミー」の『スイッチチェア』は、背もたれ付きの座椅子の5か所に振動マッサージを搭載し、座面にはヒーターを内蔵する。座面と背もたれは切り替えられるので、着座ポジションや振動マッサージを当てる場所、ヒーターで温める場所も必要に応じて変更可能だ。座椅子として座ってくつろぎながら、いつでも体のケアができる。

発熱・保温力に優れた機能素材のウェア& ケットで万全の防寒対策

 総合スポーツ用品メーカー・ミズノが開発した「ブレスサーモ」は、体が発する水分を吸収して発熱・保温する特殊な繊維である。その機能性をさらに高めた素材が「デラックスウォーム」だ。
 これは、ブレスサーモの混紡糸による最内層、高捲縮ポリエステル糸で断熱性を高めた保温層(中わた)、ポリエステル糸を緻密に編み込んだ最外層という3層構造からなる編み地。この素材を用いて、高い発熱・保温力を備えたアンダーウェア『ハイネック長袖』が完成した。スポーツはもちろん、ふだん着のインナーとしても着用することができる。
 また「ブレスサーモ」製の『マルチブランケット』を併せて使えば、冬のスポーツ観戦やキャンプもより快適に過ごせる。

機能繊維と三重構造で驚異の防寒力を発揮

 チベット語で「チョモランマ」とはエベレストのこと。この肌着にその名が採用されているのは、エベレストの登頂に成功した山岳隊が同じ素材を使った衣類を着用したからだ。それが日本生まれの機能素材「ひだまり®」である。
 この素材を開発したのは日本の肌着メーカー「健繊」。「ひだまり®」は三重構造になっており、表側がアクリルとウール、中がナイロン、肌に接触する裏側が「ダンロン®」となる。「ダンロン®」はポリ塩化ビニルを使用した複合糸で作られ、熱伝導率が小さいため外気の影響を受けにくく、体温で温められた空気を逃がさない。さらに吸水率がほぼ0%というポリ塩化ビニルの特性を活かし、汗は表側のアクリルとウールによって放出。肌に触れる「ダンロン®」は水分を残さず、常にサラサラで汗冷えを防ぐというわけだ。また、キルトウェーブ加工により生地に空気層を作り、1枚の肌着で2~3枚分の重ね着効果が期待できる。
 さらに、汚れが目立ちにくく、生地も丈夫。伸縮性があるため体にフィットし、動きを妨げないなど、北海道えりも漁協の漁師も太鼓判を押す肌着である。

冷えにくく、蒸れにくいにおいも防ぐソックス

 冬場は足が氷のように冷たくなるとお悩みの方に、防寒肌着 ひだまり『チョモランマ』で紹介した、健繊オリジナルの「ダンロン®」を使った、魔法瓶のように暖かさが持続する靴下をご提案。
 透湿性に優れた二重構造で、冷えの大敵である汗や湿気は外側に放出。さらに、優れた消臭機能をもつ特殊繊維を編み込むことで、気になる足のにおいを軽減。重ねばきをしているかのような保温力で、野外のみならず、寒い室内でも活躍してくれる。

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE