玉骨標本とは
日本を代表する3D モデラー・吉本大樹氏が考案した独自の3Dプリント技術による透明骨格モデルシリーズ。最新のフルカラー 3D プリンターを用いて骨格から外部形態まで一体で出力されており、構造観察の有用性において生物学の世界からも非常に注目されており、博物館から展示物の依頼もきている。またその造形の美しさからSNSでも大反響となっている。
マッコウクジラ、シャチ等の海洋生物からスタートし、恐竜・犬猫等生物全般の3D モデルを作成中。
玉骨標本ができるまで
材料は「UV硬化アクリル樹脂」という特殊なインクを使用しています。
3Dプリンターからカラーインク・クリアインク・サポート材インクの3つのインクを吐出し、UVランプで固めます。
この工程を一層ずつ繰り返し積み重ねていきます。
造形後は表面のサポート材を大まかに削り、細かいサポート材はサポート溶解液につけて落とします。
完成した「玉骨標本」を研磨キットを使って磨くとピカピカになります。
3Dプリンター
インク(UV 硬化アクリル樹脂)を噴射し、それに UV ランプをあてて一層ずつ積んでいきます。
フルカラーで一気に出力することで高精細で高い表現力が可能です。今回の商品は、業界トップレベルのミマキ社の3DUJ-2207 を使用しています。
吉本 大輝
合同会社吉本アートファクトリー代表/株式会社吉本 3D ファクトリー 代表
取締役/一般社団法人日本 3D 教育協会代表 代表理事
「玉骨標本」考案者。3D 技術を用いた造形・設計・映像・XR などのデザイン・ソフトウェア開発を得意としている。
1000 万色以上の色を扱うことのできるフルカラー 3D プリンターを用いた在庫を持たないフィギュアの開発に力を入れており、企画からデザイン・モデリング・販売に至るまでの工程を全てを自社で行うワンストップサービスを構築。近年は 3D 教育にも力を入れており、日本財団 海と日本 PROJECTと連携した最新の 3D 技術を活用した中学生向けの 3D 研究プログラム『海洋研究 3D スーパーサイエンスプロジェクト』を実施している。
中村 玄
東京海洋大学 准教授 博士(海洋科学)
学部4年以降クジラの研究に携わる。日本鯨類研究所の研究員を経て現在に至る。
調査で世界各国を飛び回っている。
著:「クジラの骨と僕らの未来」(理論社)
「クジラとイルカの疑問50」(成山堂)
「鯨類海産哺乳類学[第三版]」(生物研究社)
「鳥羽山鯨類コレクション」(生物研究社) 他
マッコウクジラ
sperm whale
シャチ
killer whale
コウテイペンギン
emperor penguin
商品には、より玉骨標本を楽しめる「解説書」付き。
(実物にはぼかしは入っていません。)
3Dプリントの磨き方
磨き無しVerの商品はこちらを参考に、付属の研磨キットを使って磨くと、ツルツルのクリアな標本になります。
マッコウクジラの3DARを
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