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1959年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の常設展示品に選ばれ、永久所蔵品となった時計。それはアメリカの芸術家、ネイサン・ジョージ・ホーウィットが設計し、スイスの時計メーカー「MOVADO」が製品化した「ミュージアムウォッチ」だ。
そのオリジナルモデルは文字盤の12時の位置に「正午の太陽」を表現した金色のドットを配し、針の動きで地球の自転を表現した名品。今回ご紹介する2本は、その意匠を継承しつつ、実用性も取り入れてデザインされたモデルだ。
「SERIES 800」はクロノグラフのムーブメントを20気圧防水のケースに収め、精悍でスポーティな印象。「SE」は落ち着いた輝きを放つケースと、シンプルなデザインの文字盤を合わせた、高級感漂う仕上がりだ。