写楽の代表作《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》が、江戸木目込人形に変身！　しかもこちら、招き猫なんです。手掛けたのは、伝統と革新の精神をもつ名店「柿沼人形」。型の制作から木目込加工までをすべて職人の手作業で行なう、トップクラスの技術をもつメーカーです。もともと招き猫は「柿沼人形」のヒット商品ですが、この「招き写楽」は雑誌『和樂』とコラボレーションした完全オリジナル。睨みの効いた表情といい、胸元の色っぽさといい、写楽の大胆な作風が立体になることで、より生き生きと見えてきます。原画の雰囲気に近づくよう、着物の縞部分には久留米絣を使用。実際にはわからない、男らしい後ろ姿も見どころです。