古代より世界各地で崇められてきた青く美しい石、ラピスラズリ。宇宙を思わせる青い地色に金色の粒が散りばめられている神秘的なたたずまいは、「星のきらめく天空の破片」と讃えられるのもうなずける。ヨーロッパでも青い顔料・ウルトラマリンの原料として珍重されてきた。「真珠の耳飾りの少女」などの作品に見られる「フェルメール・ブルー」は、元はと言えば、ラピスラズリの色なのだ。
こちらはそんなラピスラズリを存分に使用したロングタイプのネックレスである。
深い青から鮮やかな水色まで、微妙にそれぞれ異なる色みの大小のラピスラズリの多面カットをバランスよく配し、シンプルなデザインのロングネックレスに仕上げた。コンビネーション、グラデーションの美しさも魅力だ。
ラピスラズリは約0.15～0.35cmと小振りにしているので、シンプルな印象でさまざまなコーディネートに組み合わせやすい。二重に巻いて、2連ネックレスとしても使えるカジュアル使いにぴったりのネックレスである。
手がけるのは、宝石の街・山梨県甲府市に1971年に創業したジュエリーメーカー「シフォレ」。企画・デザイン・製造を自社の職人が一貫して行なっており、天然石や宝石の品質の高さや洗練されたデザインが多くの女性に愛されている。
ネックレスの留め具にはマグネット式を採用しているので、スムーズに着脱できる。