江戸時代に摺られた浮世絵を、お手ごろ価格で気軽に部屋のインテリアとして楽しめたら…と制作したのが、この“インテリア浮世絵”です。
　江戸時代後期ごろから出版された“絵草紙”は、戯作者などが書く物語と、浮世絵師による挿絵を木版摺した娯楽本。何十巻という長編になるほどの人気作も少なくありませんでした。
　今回は、人気浮世絵師の三代歌川豊国（国貞）による『其由縁鄙廼俤』をご用意。いずれも江戸時代に摺られたものながら、鮮やかな色彩をとどめた良品です。
　物語の中の1シーンを魅力的に描いた表紙を楽しむ本品は、複数並べて壁に掛けたり、デスクやキャビネットに置いたり。ご自宅や仕事場に、あるいは贈り物にいかがですか？
『源氏物語』のパロディ『偐紫田舎源氏』の続編である『其由縁鄙廼俤』は、数名の戯作者と絵師による93巻にも及んだ大ヒット作。小さな画面ながら、絵師、彫師、摺師の腕が冴えわたります。