ホットサンドソロ
食パン1枚で具材を巻く程よいサイズ感と、軽量で使い勝手のよい形状が評判のホットサンドメーカー。開発したのは、新潟県燕三条地域で金物の自社一貫生産を70年以上続ける「杉山金属」と、各界で活躍するクリエイターたちとの共同チームで、「4w1h」ブランドとして販売されている。
手頃なハーフサイズに仕上がり プレートの分割も可能な改良型
機能性を重視する同チームは、パンの耳までしっかり焼くことができ、ひとり分にちょうどよく、片手で食べやすいホットサンドの焼き型を追求した。さまざまな挟み方や形状を探り、パンが裂けないように焼き型の深さを0.1mm単位で細かく調整。パンの耳を圧着させるフチを波形にすることで、大きな具材やとろみのある具でもこぼれにくい型を完成させた。
今回紹介するのは、上下のプレートが外せる改良モデルだ。
「焼き上がったら上プレートを外し、皿をのせて返せば、熱々のホットサンドを触らずに盛り付けられます。また、上下のプレートを分割できるようにしたので手を挟みにくく安全に使えるうえ、ミニフライパンとしても手軽に使えます」と、杉山金属の営業部部長・小川陽介さんは語る。
フッ素加工を施しているのでこびりつきにくく、手入れは水で洗い流すだけと簡単。キャンプなどのアウトドアシーンの朝食作りにも大活躍してくれる一台だ。
焼き時間は弱火で表裏各3分ほど。フルーツやチョコレートなどを挟んでホットスイーツも楽しめる。
黒とシルバーのツートーンカラーでどちらの面を焼いたかわかりやすい。着脱は先端を外したり引っ掛けたりするだけと簡単。
上面のプレートを外せば、便利なグリルパンになる。肉や野菜を炒めるなど、ちょっとしたおかずやつまみ作りに重宝する。
パンと焼き型がピッタリと沿うことで、ふんわりと具を閉じ込める。波形に圧着されたフチはカリカリで美味。
鋳上がった焼き型。ホットサンドメーカーを扱って30年以上という「杉山金属」の技術力が光る。「金属加工の技術でいろいろなデザインが作れることを知ってほしい」との想いも込めたそうだ。
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