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島津薩摩切子「二色衣」
日本酒好きの夏の楽しみは、キリリとよく冷えた冷酒だろう。のどごしだけでなく、目でも涼を味わうなら、ガラス製の酒器は欠かせないところ。本品は豪快ながらも繊細なカットと鮮やかな色彩が印象的な、島津薩摩切子の猪口とタンブラーである。
島津薩摩切子は、島津家28代島津斉彬公の命により発展した美術工芸品。当時、イギリスやフランスなどの西欧列強が植民地を求め、アジア諸国に進出していた。そうした幕末の混乱期の中、斉彬公は富国強兵を掲げて海外との交易品として薩摩切子を開発したという。
しかし、斉彬公は藩主として在位したのはわずか7年半。薩摩切子が製造されたのは、その後も含めて20年余りと、あまりに短い期間であったため、パリ万博にも出品されたが、海外交易品として出回ることはなかった。そこで、一時は幻となったこの切子を復活させようと、鹿児島県が島津藩の末裔である「島津興業」にオファー。薩摩切子に関する文献は少なく、その再現は困難を極めたが、幾多の試行錯誤を繰り返して見事に復活。その技術が失われてから100年余、「島津薩摩切子」としてスタートした。
現代によみがえった島津薩摩切子は、大胆かつ緻密なカットと「ぼかし」の技術を駆使した2色使いの美しいグラデーションにより、まるで宝石のような輝きを放つ猪口とタンブラーを完成させた。透明ガラスに色ガラスを被せて製造するため、その作りは重厚そのもの。成形してから再度炉で溶かしてなめらかにする飲み口は、杯をあおるごとに唇に心地よくなじむ。その快感たるや、いつもの日本酒がさらに旨く感じると評判の贅沢な酒器である。
島津薩摩切子は、島津家28代島津斉彬公の命により発展した美術工芸品。当時、イギリスやフランスなどの西欧列強が植民地を求め、アジア諸国に進出していた。そうした幕末の混乱期の中、斉彬公は富国強兵を掲げて海外との交易品として薩摩切子を開発したという。
しかし、斉彬公は藩主として在位したのはわずか7年半。薩摩切子が製造されたのは、その後も含めて20年余りと、あまりに短い期間であったため、パリ万博にも出品されたが、海外交易品として出回ることはなかった。そこで、一時は幻となったこの切子を復活させようと、鹿児島県が島津藩の末裔である「島津興業」にオファー。薩摩切子に関する文献は少なく、その再現は困難を極めたが、幾多の試行錯誤を繰り返して見事に復活。その技術が失われてから100年余、「島津薩摩切子」としてスタートした。
現代によみがえった島津薩摩切子は、大胆かつ緻密なカットと「ぼかし」の技術を駆使した2色使いの美しいグラデーションにより、まるで宝石のような輝きを放つ猪口とタンブラーを完成させた。透明ガラスに色ガラスを被せて製造するため、その作りは重厚そのもの。成形してから再度炉で溶かしてなめらかにする飲み口は、杯をあおるごとに唇に心地よくなじむ。その快感たるや、いつもの日本酒がさらに旨く感じると評判の贅沢な酒器である。
詳細
猪口/ルリ緑、ルリ金赤は口径6.2×高さ5.2cm。容量80ml。タンブラー/ルリ緑、ルリ金赤は口径8.3×高さ9cm。容量210ml。
ガラス。食洗器、電子レンジ不可。日本製。
※手作り品のため一点一点、サイズや色味に個体差があります。