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ここにある繊細な細工の壁掛けは、なんと小さく切り出した木片のみで組み上げられたもの。釘などは一切使用せずに美しい幾何学模様を作り出す技は、「組子細工」と呼ばれる日本の伝統工芸である。
組子細工の歴史は飛鳥時代まで遡り、日本最古の木造建造物・法隆寺においても、手すりの装飾としてこの技法が使われている。小さな木片が織りなす緻密な細工に心を奪われ、独学で「組子アート」という作品群を生み出したのが、高知県宿すく毛も市にある工務店「濱中建築」2代目の濱中伸也氏だ。
組子細工は、小さくて薄い木片に切り目を入れ、これを噛み合わせることで組み上げていくという。すべての工程に寸分の誤差も許されない高い精度が要求され、集中力と根気が必須の作業だ。しかも濱中氏の作品には多くの曲線が用いられ、その高度な技術により、見る角度で趣の異なる立体的な作風となっている。
今回紹介する2点の作品は、濱中氏が得意とする日本伝統の吉祥文様がモチーフ。「束ね熨斗」には祝福や人との絆、長寿の願いが、「扇子と蝶」には末広がりと立身出世の願いが込められる。
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